両チーム合わせて8人が退場処分となる大荒れの試合だった。8回、死球を受けたブルージェイズのバティスタの「併殺崩し」のスライディングにレンジャーズ二塁手のオドルが激高。顔面にパンチを見舞うと、ベンチから両軍が飛び出した。

 伏線は両軍が対戦した昨季のア・リーグ地区シリーズ。バティスタが勝ち越し弾を放った際にバットを高々と放り投げたのを、レンジャーズ側が侮辱されたと受け取っていた。プロ野球ヤクルトで活躍したレンジャーズのバーネットは「激しい試合だった。ただ、これも野球の一部」と話した。