レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が、メジャー通算100試合目の登板となるレイズ戦に先発し、今季7勝目(5敗)を挙げ、今季最多の12三振をマークした。

 2ケタ奪三振は自身28度目で、12奪三振は9度目。100試合で28度の2ケタ奪三振を記録したのは、メッツやヤンキースで活躍し00年まで16年間プレーした「ドクターK」ことドワイト・グッデン氏(51)が31度記録して以降の最多となる。

 前回24日のアスレチックス戦に続いてこの日も球が走り、速球は最速98マイル(約158キロ)をマーク。変化球の制球も良く、空振りだけでなく相手打者が手を出せない見逃し三振も目立った。6回まで97球を投げ3安打、1四球、1失点(自責1)で12三振だった。

 ダルビッシュは、レギュラーシーズン最後の登板を終えいよいよプレーオフに入ることについて「日本でもポストシーズンの成績はいいはずなので、そっちの方が自分も盛り上がるというか、周りも盛り上がってるし、自分も楽しめるんで、まったく心配は何もなくいい成績を残せるんじゃないかなと思います」と話した。