インディアンスが先勝した。

 エース右腕コリー・クルバー(30)が強力打線を7回途中まで無失点に抑える好投で、ポストシーズンはレッドソックスとの地区シリーズに続き2試合連続無失点。ポストシーズンでの登板は今季が初めてで、これで初登板から13回1/3連続無失点となり、メジャーのポストシーズン史上では、最初の2試合で少なくとも6回以上を投げ無失点を記録した5人目の投手となった。

 6年目のクルバーは、今季レギュラーシーズンで18勝9敗、防御率3・14で、ヤンキース田中将大投手(27)らと最優秀防御率を争い、サイ・ヤング賞候補にも名が挙がっている。

 試合後は「ポストシーズンに2試合登板して2試合ともチームが勝っているので、それが一番大きい。トロントの打線は1番から9番まで怖い打者がそろっているが、有利なカウントで勝負することができた」と話した。