東日本大震災の被災地を元気づけようと、岩手県の三陸鉄道沿線住民らで結成された草野球チーム「三陸鉄道キットDreams」が19日、西武プリンスドームで熊本代表チームと対戦した。

 ゼネラルマネジャーを務める米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手は試合前「少しでも元気、笑顔になってもらいたい。そこで勇気をもらっている」とあいさつした。

 岩隈投手は、12月4日に熊本県民総合運動公園で小学校5、6年生を対象に野球教室を行うことも発表した。

 メジャーで自己最多の16勝を挙げるなど、充実した米球界での5シーズン目を終え「今はゆっくりしている。野球選手だけでなく社会人として力になれたらいい」と話した。