メジャー4年目を迎えるヤンキース田中将大投手(28)が6日(日本時間7日)、フロリダ州タンパのマイナー施設で自主トレを行った。前日、自宅のあるニューヨークから家族と一緒に現地入り。15日のバッテリー組初日に備え、例年より早めにキャンプ地でトレーニングを再開した。「余裕を持って、暖かいところでやろうと…。日本は寒いので、ということです」。この日のタンパは最高気温27度のポカポカ陽気。フィールドではアップ、約40メートルの距離でキャッチボールのほか、短距離ダッシュなどを繰り返した。また、ピネダ、ウォーレンらメジャー組らと久しぶりに再会し、談笑するなど、リラックスした表情だった。順調なら3年連続開幕投手はほぼ確実。昨季はヤ軍がプレーオフ進出を逃したこともあり、エースとして、今季へかける意気込みは例年以上のようだ。

 ロスチャイルド投手コーチが地元メディアに明かしたところによると、田中は8日(同9日)にブルペンで最初の投球練習を行う予定。同コーチは「昨年よりも調整が早い。いい状態でキャンプ地に来た」と期待した。(タンパ=四竃衛)