今季初先発したマリナーズ岩隈久志投手(35)が、6回4安打2失点3四球2奪三振と好投しながら、打線の援護もなく、敗戦投手となった。

 両軍無得点で迎えた3回裏、8番マキャンに左越えへソロ本塁打を浴びた。1-1の同点となった6回裏には、9番ゴンザレスに左翼席へ勝ち越しのソロ本塁打。いずれも左打者に逆方向へ巧打されたものの、2本のソロ本塁打以外は、危なげない内容だった。

 球数は83球。

 試合後の岩隈は「しっかり試合を作れた。本塁打を打たれた後をどう抑えていくか。僕の中では納得してますし、次につながる投球ができたと思います」と、淡々と振り返った。

 なお、スタメンから外れたアストロズ青木宣親外野手(35)は、出場機会がなく、岩隈との対決は実現しなかった。