エンゼルス大谷翔平投手(23)が17日(日本時間18日)、「ライブBP」と呼ばれる練習に登板した。昨年10月の右足首手術後、打者相手に投球するのは初めて。マイナーリーガーが相手とはいえ、全30球でまともに前に飛んだ打球は1本もなし。2三振を奪い「投」で実力を見せつけた。

 大谷が打撃も「レジェンド級」と太鼓判を押された。ヤンキース在籍時に松井秀喜氏と同僚だったヒンスキー打撃コーチから、「下半身の使い方が同じように見えるね。ナイスガイでレジェンドの松井ともいい比較になる。よく似ているよ」と高い評価を受けた。またこの日、ソーシア監督は大谷の投手以外での起用時について、「DHであろうが代走であろうが、準備する必要がある」と、代走起用の可能性も示唆した。