ドジャース大谷翔平投手(31)が、トップバッター復帰で古巣戦リベンジの突破口を開く。15日(日本時間16日)から敵地でエンゼルス3連戦がスタート。14日(同15日)のジャイアンツ戦は登板翌日で今季初の欠場となり、代役のウィル・スミス捕手(33)が先頭打者アーチを放つなど活躍。打線もつながり、快勝した。大谷が打線の先発メンバーから2試合連続で外れるのは、ド軍移籍後は初めて。
ロバーツ監督は欠場した大谷について「いい休養になり、いいスパ・デー(入浴などで体の回復を図る日)になった」と笑顔を見せ、15日は再び1番DHで起用することを明言した。
大谷が、特異の古巣戦で完全復調のきっかけをつかめるか。12日(同13日)のジャイアンツ戦では53打席ぶりに7号ソロを放つなど2安打をマークしたが、その後2試合、打者でブランクが空いた。6年間在籍し、慣れ親しんだエンゼルスタジアムで再スタートを切る。同球場では通算356試合に出場し、打率2割7分6厘、101本塁打。当然、最も多く本塁打を打っており、古巣エンゼルス戦(ドジャースタジアムを含む)では、10試合で打率3割1分6厘、5本塁打、9打点、OPS(出塁率+長打率)は1・263と驚異的な数字を残している。
一方でチームは昨季、エンゼルス戦で6試合全敗。同じロサンゼルスを拠点とする両球団が高速道路で結ばれることから「フリーウエイ・シリーズ」と呼ばれ、長年続いている伝統カードで屈辱を味わった。24年9月4日から7連敗中。ロバーツ監督は「ここ数年、かなり苦しめられている相手。(打線が)完全にかみ合っているわけではないが、いい流れを続けたい」と、打線全体の完全復調にも期待を寄せた。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)



