ヤンキース田中将大投手(29)が、6回3安打1失点3四球8奪三振と好投し、今季6勝目(2敗)を挙げた。
「4番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(23)との注目対決では、2打数無安打1四球2三振に封じた。
1回表2死一塁で迎えた第1打席は、3ボール2ストライクから内角低めのスプリットで空振り三振。
4回表無死一塁で迎えた第2打席は、3ボール1ストライクから四球。
6回表1死走者なしで迎えた第3打席は、1ボール2ストライクから真ん中低めのスプリットで空振り三振に仕留めた。
球数は、今季最多の104球。
試合後の田中は、大谷との対戦について、淡々と振り返った。
「彼とこの舞台で対戦できるということは、彼のおかげで注目してもらえてましたけど、自分がしっかりと抑えられたらとは思ってました」。
また、2013年以来、5年ぶりに対戦した印象について、「もちろん、彼を抑えることは容易じゃないです。これまですごく打ってますし、それだけ神経を使う部分でありましたけど、選球眼がいいので、なかなかくさいボールは振ってはこなかった。今日は僕が抑えられましたけど、容易ではないです」と話した。
試合は、ヤンキースが田中からの好継投で逃げ切った。