米大リーグの本塁打競争が8日(日本時間9日)、クリーブランドで行われ、元大洋(現DeNA)で野球評論家の山下大輔氏(67)が、アストロズ・ブレグマン内野手の本塁打を捕球した。左翼席でNHKテレビのリポーターを行っていたが、付近に2本目、4本目の打球が飛んだ。グラブを持っており、7本目を頭上で捕球した。

「いやー惜しかった。2球来たけどアメリカのファンは(捕球が)うまい」と言った直後の出来事。周囲のファンにも祝福された。

「本当にうれしい。今までファウルも捕ったことがなかった。MLBのホームランダービーで捕れるなんて、こんなにうれしいことはない」と喜びを語った。

山下氏は現役時代、遊撃手として8年連続ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)を受賞した名手。横浜で監督、楽天、ドジャースなどでコーチを務めた。