マリナーズ・イチロー外野手(35)が8年連続ゴールドグラブ賞の喜びを「めっさ、うれしいです」の一言に込めた。

 「めっさ」は日本での活動の拠点となる神戸で使われる、強調する言い回し。普段からよく口にする表現だ。

 チームは低迷。個人成績も過去8年で低いレベルにあるが、今年も200安打、100得点、オールスター出場、30盗塁と並ぶ、最低限の“ノルマ”を果たした。そのうれしさは、多くを語るよりも、短い言葉のほうが今の気持ちを素直に伝えられると考えたようだ。