WBCの準決勝で日本に敗れた米国の主将ジーター(ヤンキース)が24日、チームのキャンプに合流。連覇を果たした日本を「優勝は何も驚くことじゃない」とたたえた。

 ジーターは、日本選手を「基礎がしっかりしていて、三振しないし、状況に応じた打撃をする。投手も良かった」と評価。自身が4-6の8回に川崎のゴロを処理した際、俊足を警戒して一塁へ悪送球したこともあり「日本はひどい。みんな足が速いんだ」と感嘆した。

 日米の野球の違いについては「日本の野球から取り入れるべきところはあるか、とよく聞かれるが、米国の選手はバットを振る前に走りだすくらいじゃないといけないね」と冗談交じりに語った。