右ひじ靭帯(じんたい)損傷で故障者リスト入りしているオリオールズ上原浩治投手(34)が、今季の残り試合に登板しないことが11日(日本時間12日)に決まった。遠征地のニューヨークでトレンブリー監督と会談を持ち「思いきり投げられない」と痛みの残る現状を報告。球団側は今季中の復帰は無理と判断し、チームからの離脱と日本への帰国を許可した。上原は「今はチームにいても何も貢献できないですから、だったらいない方がいいと思った。帰国?

 すぐにはないと思います」と説明。メジャー1年目は12試合に投げて2勝4敗、防御率4・05で終わることになったが「悔しいのひと言。楽しい部分もかなりありましたし、来年にこの悔しさを生かせればいいなと思ってます」と振り返った。