訪米中の鳩山由紀夫首相(62)が25日(日本時間26日)、ピッツバーグで行われた大リーグ「ドジャース-パイレーツ戦」の試合前に、始球式を行った。自らの名前と背番号「18」が刻まれたパ軍のユニホームに身を包んだ首相は、スタンドに手を振りながらマウンドへ向かい、ゆっくりとしたワインドアップで投球。登板前、「まっすぐしか投げられないからね」と話していた通り、勢いのある直球を投げ込んだ。ボールはベース直前でショートバウンドしたものの、観客席からは大きな拍手を受けた。同首相は金融サミット出席のため、同地を訪れており球場内ではド軍黒田とも対面。記念のユニホームなどを贈られ、終始笑顔。また、球団関係者からボールへのサインを頼まれ「友愛」と書き込んでいた。