巨人からフリーエージェント(FA)となり、米大リーグ入りを目指している高橋尚成投手(34)の代理人ピーター・グリーンバーグ氏は21日(日本時間22日)、メッツやオリオールズを含めた複数の球団と接触していることを明らかにした。

 同氏は、2球団に絞ったわけではないとし、「(マイナー契約ではなく)メジャー契約をしたい。タカハシが米国に来ようと思ったのは、そのためなのだから」と述べた。球団によっては、高橋尚の希望する先発ではなく救援での契約を打診してきているというが、グリーンバーグ氏は「彼は力量を備えた先発投手。先発で交渉をまとめたい」と説明した。今後の見通しについては「忍耐が必要。早い方がよいが、期限は設けていない」などと語った。