レッドソックス松坂大輔投手(29)は5日(日本時間6日)、キャンプ地フロリダ州フォートマイヤーズでブルペン入りした。フランコナ監督、ファレル投手コーチが見守る中で、合計58球を投げ込んだ。

 今キャンプ初めての捕手を座らせた投球練習となった。58球の内訳は、立ち投げ25球、捕手に片ひざを地面に着かせて21球、完全に座らせたのが12球。徐々に投球の的を低めに設定する慎重な姿勢が見られた。

 2月12日に背中の張りを訴えて以来、今キャンプ中はスロー調整で臨んできたが、体調は万全の様子。投球練習を再開した2月22日以降は順調に調整段階を踏んでいる。

 練習後の松坂は「今日に限らず、投げ始めてからずっといい状態にあります」と充実した内容を振り返った。