エンゼルスは11日(日本時間12日)、主力はバスで約2時間の遠征には参加せず、松井秀喜外野手(35)も居残ってみっちり練習した。フリー打撃で間合いを確認しながら左右に打ち分けた後は、打撃ケージに約30分間こもった。

 オープン戦は当面は指名打者での出場が続きそうで、外野守備については「開幕を照準にはしていない」という。練習では急停止や球に走り込むような動きは控えているが、守備の練習自体を禁じられた昨年とは「気持ちはだいぶん違う」と心地いい疲労感に包まれている。