<オープン戦:アストロズ3-0レッドソックス>◇16日(日本時間17日)◇米フロリダ州キシミー

 アストロズ松井稼頭央内野手(34)が積極的な走塁をみせた。

 1-0の6回、相手の守備位置を確かめて「三塁に捕らせれば大丈夫だと思った」。狙い通りに三塁側へ転がし、バント安打を決めた。さらに後続のバントで、相手が処理を迷う間に三塁まで走った。

 ミルズ監督は「長打を打ったのと同じ意味がある。ああいった頭脳的なプレーはいつでも歓迎」。松井稼は試合後も20分ほどランニングして「(足の仕上がりは)普通じゃないの。積極的に、とは思っている」と話した。