<パイレーツ5-6ジャイアンツ>◇6日(日本時間7日)◇PNCパーク

 パイレーツ岩村明憲内野手(31)が代打で2試合連続の安打をマークした。7回裏1死で、2年連続サイ・ヤング賞のジ軍先発リンスカムと対戦。同投手がカウント1-2から3球連続で投げてきた伝家の宝刀スプリッターをたたいた。

 空振り、見逃し(ボール)の後、カウントは2-3。最後は84マイル(約135キロ)外寄りの同じ球種を右中間二塁打とした。試合後は「(フルカウントでも)来るというのは頭にあった。その前の前に外のスプリットを空振りして、ああいうイメージでくるだろうと。そして、その次の球を見極められたのが自信になった」と、打席の中で理詰めで攻略したことを説明した。