ブレーブスから移籍し、新天地ブルワーズでキャンプを迎えた斎藤隆投手は17日(日本時間18日)、「何回やってもわくわく、ドキドキする」と心境を笑顔で話した。興奮のあまり午前4時半に目が覚めたそうで「こんなに長くプレーできるというのは幸せなことです」と、うれしそうだった。

 14日に41歳になった。38歳の同僚ホーキンスから「オールドタイマー(古株)」とからかわれる立場で、首脳陣からも「無理だけはしないでくれ」と念押しされているという。だが、斎藤は「マウンドに立てば、誰にも負けたくない」と頼もしい。

 中継ぎの役目が想定される自身の初日はバント処理を含む守備練習だけだったが、練習が終わると先発投手たちの投球練習に熱い視線を送った。「(試合に)自分が入っていく時のため、とても参考になる」と気持ちは早くも実戦に向いていた。