<カブス5-4ブルワーズ>◇14日(日本時間15日)◇リグリー・フィールド

 カブス福留孝介外野手(34)が延長10回無死二塁で送りバントを決めて、サヨナラの舞台を整えた。

 バントをする前に打席で考えていた。「走者の足を考えたら、投手は絶対に三塁へは投げない。逆に打球の勢いを殺しすぎて、捕手に捕られるほうが怖い」。狙い通り、やや一塁寄りに転がし、投前バントとなった。続くカストロの中越え打でサヨナラ勝ち。「やるべきことをきちんとやったら勝てるってこと」と胸を張った。

 1-4の8回には「自分のスタイルでしっかり打とう」と、初球を中越え二塁打。この一打をきっかけに打線がつながり、同点として延長戦に持ち込んだ。「こういう試合を取るのは大きいね」。チームの劣勢を跳ね返した1番打者はうれしそうに笑った。