<レンジャーズ8-9エンゼルス>◇20日(日本時間21日)◇エンゼルスタジアム・オブ・アナハイム

 後半戦初の出番がやっと巡ってきたレンジャーズの建山義紀(35)は、2回無失点の好投を演じた。7回を三者凡退に仕留め、先頭が失策で生きた8回も、ボールを低めに集めて無安打に封じた。2週間ぶりのマウンドとなった右腕は「ゴロが多かったのは、ボールがよく動いていたからかな。腕も振れていたし、どんどん攻めていこうと思っていた」と満足そうだった。

 同い年生まれの高橋も登板したが「そういうのを感じる余裕もなく、一球一球、悔いのないように投げている」と晴れ晴れとした表情で言った。