米紙USAトゥデー(電子版)は9日、今季の大リーグで注目すべき若手100選手のランキングを発表し、レンジャーズのダルビッシュ有投手を1位に選んだ。

 ロックスターのような注目を集めるダルビッシュが評判通りの力を発揮できれば、王者にふさわしいチームで存在を示せると評価。エースになるためには文化的な適応が必要になるが、ダルビッシュを知る人々は性格的に問題ないとみているとした。

 同紙は日本から移籍の選手を新人として米国などの若手とともにリストアップ。オリオールズの和田毅投手は28位で、制球の良さと頭脳的な投球術を持つと評した。

 マリナーズの岩隈久志投手は50位。右肩故障で直球の速度は落ちたが、フォークボールとの組み合わせが効果的とした。

 ブルワーズの青木宣親外野手は53位で、薬物問題の渦中にいるブラウン次第で出場機会が増えると予想。台湾出身で昨季まで中日に所属したオリオールズのチェン投手は55位だった。

 昨季終盤にメジャーデビューしてプレーオフでも先発したレイズの22歳のムーア投手が2位。ブルージェイズの22歳の有望株、ローリー内野手が3位に選ばれた。