マリナーズ・イチロー外野手(38)は17日(日本時間18日)、キャンプ地ピオリアでの健康診断後、軽く体を動かした。球団職員を相手に約10分間のキャッチボール。その後、室内ケージでトス打撃とフリー打撃をそれぞれ30スイングほど行った。

 同じ施設内でキャンプを張っている韓国プロ野球斗山で今季からコーチを務めている前西武監督の伊東勤氏と談笑しながら調整した。

 イチローの打撃練習を背後から熱心に見学した斗山の選手は「テークバックからバットが出る角度がいい。実際に見ると体も丈夫そう。韓国の若い選手たちにも見てほしい」と感心しきり。最後は「素晴らしい」と日本語でたたえていた。