2日(日本時間3日)の紅白戦で実戦デビューしたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)の一問一答。

 -レ軍の上位打線と対戦した

 ダルビッシュ

 最初の実戦からすごくいい打者を相手に投げられたので、すごく楽しかったです。

 -緊張は

 ダルビッシュ

 打撃投手でもいっぱい投げていますし、今までもいっぱい投げている。ただ自分の技術的には難しかったかなと。

 -強風の条件も、技術的に影響あったのか

 ダルビッシュ

 その環境とかも含め、技術面が全体的にあまり良くなかった。

 -乾燥した気候で、湿気がある日本と違う。変化球の曲がりに差異は

 ダルビッシュ

 アリゾナだから乾燥しているし、変化球が曲がらないとは聞いていた。その中でも思ったより曲がっているし、変化していた。ただ風もあったし、曲げる系がなかなか曲がりづらかった。ツーシームはすごく良かった。

 -強風でフォームなどにも影響は

 ダルビッシュ

 フォームは別に…。今までも風が強い中で投げているし、問題はない。

 -対戦打者はカーブに強い印象を持っている選手が多いが、自分自身で手応えは

 ダルビッシュ

 日本で投げているカーブと同じ。こっちでは(カーブが)少ないというのは知っているので。どういう評価をしているのか僕は直接聞いていないので分からないけれど、ストライク取れればいいんじゃないですか?

 -メジャーの球数制限を意識しているか。意識しているなら、カギになる球種は

 ダルビッシュ

 まず、考えていないですね、まったく。球団の話として、そこまで気にしないという(ダルビッシュと両者一致の)話になっている。

 -サインが合わず首を振るシーンが少なかったが捕手の意見に合わせたのか、そうではなく投げたい球種が一致したのか

 ダルビッシュ

 僕だけじゃなく全員にですけれど、投手コーチはミーティングでどんどん首を振れ、と。自分の投げたい球を投げて打たれる方がいいから、首を振れというのは言われている。今日は任せた部分もあるし、投げたいボールがあって投げた部分もある。

 -まずはメジャー屈指の味方打線の主力を相手に投げ、これからは各球団のスター選手たちと戦っていくことになる

 ダルビッシュ

 いい打者を相手に投げられたことは良かったですね。どういうスーパースターが(いるか)、あんまりいっぱい知らないですけれど、いい打者と対戦できるのは楽しみ。