<タイガース3-10レンジャーズ>◇19日(日本時間20日)◇コメリカパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が2勝目を挙げた。6回1/3を2安打1失点に抑えた。※◎=空振り、○=見逃しストライク、●=ボール、-=ファウル、×=打球レン110021050=10タイ000100020=3<1回>

 ノーワインドアップ投法。1番ジャクソン(右)○-●×初球は148キロの直球。1-2から136キロのスライダーで泳がせ右飛。2番ボーシュ(左)●●◎◎●--●フルカウントから152キロ直球が低めに外れ四球。3番カブレラ(右)●●-◎-×直球中心で攻め最後は135キロのスライダーで遊ゴロ。2死二塁。4番フィルダー(左)×初球インハイの143キロカットボールで詰まらせ二ゴロに仕留める。初回無失点。投球数は19。<2回>

 初回に1点、2回にはナポリのソロ本塁打も出て早くも2点の援護。5番ヤング(右)---●×1-2から120キロの緩いカーブで左飛。6番アビラ(左)●○●×2-1から144キロのカットボールで遊ゴロ。7番ケリー(左)○●○×直球、緩いカーブで追い込んだが151キロ高め直球を中前安打。8番ペラルタ(右)●●◎●-×スライダー中心の配球。直球を挟み最後は128キロの抜いたスライダーで泳がせ遊ゴロ。2回まで1安打無失点、投球数は38。<3回>9番サンチャゴ(左)●○●-●●3-2から最後は144キロ直球が高めに抜け四球。無死一塁。1番ジャクソン(右)◎-○152キロ、素晴らしい直球をアウトローに決め見逃し三振。2番ボーシュ(左)○●-◎1-2から縦のスライダーをストンと落とし空振り三振。3番カブレラ(右)×初球136キロのスライダーが甘く入ったが中飛。3回まで1安打無失点。投球数は52。<4回>4番フィルダー(左)●●●○●スライダーで攻めるもボール先行。最後は143キロが低めに外れ四球。5番ヤング(右)○×直球が真ん中に入り右へ痛烈な二塁打。無死二、三塁。6番アビラ(左)○-●◎外角低めに127キロの縦スライダーを落とし空振り三振。1死二、三塁。7番ケリー(左)●●◎○●-×フルカウントから149キロ低め直球で二ゴロ。三塁走者生還し1失点。8番ペラルタ(右)●◎×直球で攻め152キロ直球で詰まらせ浅い右飛。最小失点でしのいだ。4回まで2安打1失点。ここまで73球。<5回>

 味方が2点を追加。3点差に。この回からセットポジションで投球。9番サンチャゴ(左)×146キロ直球で中飛。1番ジャクソン(右)●●●○-×148キロ直球でボテボテの三ゴロ。ベルトレがナイスプレーで一塁刺す。2番ボーシュ(左)●×151キロ直球で詰まらせ左飛。初めての3者凡退。ここまで5回2安打1失点。勝利投手の権利をゲット。投球数は82。<6回>

 味方が1点を追加。4点差に。3番カブレラ(右)●○--●●×3-2から149キロ直球を捉えられたがフェンス手前で失速。右飛。4番フィルダー(左)○--●◎初球は119キロのカーブ。最後も同じ119キロのカーブで空振り三振。5番ヤング(右)-●●●●4つ目の四球で2死一塁。6番アビラ(左)○○●0-2からの3球目スライダーがワンバウンドに(暴投)。捕手が逸らす間に一塁走者が一気に三塁を狙ったがタッチアウト。6回まで2安打1失点。投球数は102。<7回>

 メジャー3戦目で最長イニングに突入。6番アビラ(左)●○●○●●5個目の四球で無死一塁。7番ケリー(左)●●●○○×二ゴロ。ゲッツーかと思われたが二塁手がエラー。無死一、二塁。ここで投手コーチがマウンドへ。8番ペラルタ(右)●○-●-●◎130キロ、ボール球のスライダーを振らせ空振り三振。1死一、二塁。ここでワシントン監督が登場し降板。6回1/3、121球(ストライクは70球)を投げ2安打1失点だった。

 ダルビッシュの後を受けた2番手オガンドがピンチを抑えた。【タイガース先発メンバー】(1)ジャクソン(2)ボーシュ(3)カブレラ(4)フィルダー(5)ヤング(6)アビラ(7)ケリー(8)ペラルタ(9)サンチャゴ