右ひじ手術からの復帰を目指すレッドソックス松坂大輔投手(31)が28日(日本時間29日)、傘下2Aポートランドで公式戦2度目の登板に臨んだ。前回に続き、試合開始時の気温が7度という悪条件の中でも、格の違いを見せつける安定したピッチングだった。4回2/3を投げて3安打2四球7奪三振で1失点(自責1)だった。

 最速93マイル(約150キロ)の速球を軸に、チェンジアップ、スライダー、カーブを織り交ぜたテンポのいい投球を見せた。4回1死から完全に打ち取った右飛を、野手が日光で打球を見失って捕球できず。打者走者は三進。その後2死三塁から四球を出し、一、三塁となったところで、球数が制限に近い74球となり降板した。松坂は「前回の登板と一緒で、予想したよりも寒かった。寒い時は、多少怖さがあるので、気を付けながら投げました。前回できていなかったことが、今回はできたと思います」と話した。