<レンジャーズ10-3エンゼルス>◇11日(日本時間12日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が1時間56分の降雨中断にも負けず、今季5勝目を挙げた。1回を投げ終えて、味方が攻撃をしている途中に突然の豪雨。試合は約2時間後に再開され、エ軍先発だったC・ウィルソンは降板したが、ダルビッシュは投げ続けた。トラウトとハンターに本塁打を浴びたが、主砲プホルスは3打数無安打に抑えた。2回以降は徐々に球速が増し、最速で95マイル(153キロ)をマーク。6回1死からハンターにソロ本塁打を許し、トランボに死球を与えた後、93球で降板した。5回1/3を投げて3安打4四死球7奪三振で3失点(自責3)だった。防御率は2・84。5勝はハーラートップタイ。

 ダルビッシュは「僕は(再開が)何時になっても行くつもりでした。(中断後から状態は)よくなったと思う。球速も出始めたので。2時間も空いているし、(結果は)上出来だなと思った。1人でも多くアウトを取ろうと思った。」と話した。