<レイズ4-3ヤンキース>◇2日(日本時間3日)◇トロピカーナフィールド

 レイズ松井秀喜外野手(38)がヤンキース戦の守備で左太もも裏に張りを訴え、途中交代した。今後については3日の様子を見て判断する。

 左太もも裏はヤンキース時代の2007年4月の試合で肉離れを起こし、故障者リスト(DL)に入っている。松井はDL入りの可能性について「自分ではそこまでないと思う」と話した。マドン監督は「現時点で張りがあるとしか言えない」と話すにとどまった。

 松井はこの日「4番・右翼」で先発出場。2回表の守備で右翼線へのファウルボールを追い掛けている時に「脚がつったような感じになった」という。2回裏先頭の第1打席で代打を送られた。球場内で患部を冷やすなどして処置し、試合後は歩いて帰路に就いた。

 松井は26試合に出場し、打率1割7分7厘、2本塁打、7打点。外野守備に就くのは2試合連続で、右翼を守るのは6月23日以来で今季5試合目だった。