<レンジャーズ8-3タイガース>◇12日(日本時間13日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ投手(25)が7月21日エンゼルス戦以来となる12勝目を挙げた。速球とカーブを軸に組み立てたこの日は、味方が初回に2点を奪い、終始主導権を握ったままの展開となった。4回まで3安打無失点と順調な立ち上がり。失点したのは5回だった。先頭アビラを四球で歩かせた後に2連打を浴びて1失点。2死一、三塁となった場面で、3番カブレラに内角スライダーを左翼線二塁打され、さらに2点を失った。6回は3者凡退。7回に連続三振で2死を奪ったものの、2者連続四球を与えたところで120球で降板した。6回2/3を投げて、6安打8奪三振5四球(敬遠1)で3失点(自責3)。防御率は4・54。

 ダルビッシュは「気持ち的に攻めていけたし、中盤から真っ直ぐでドンドン押せていけた。(初コンビのソト捕手には)気持ちよく投げさせてくれ、と言った」と話した。