<エンゼルス1-3レンジャーズ>◇20日(日本時間21日)◇エンゼルスタジアム

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(26)がエンゼルス戦に先発。8回を4安打1失点に抑え、日本投手の新人記録を更新する16勝目を挙げた。レン000010002=3エン000001000=1

 <1回>

 セットポジション。捕手はソト。1番トラウト

 2-2から直球で左飛。2番ハンター

 0-2からスライダーで遊ゴロ。3番プホルス

 3-2から144キロのカットボールで中飛。

 3者凡退。投球数は13。

 <2回>4番モラレス

 0-1から緩いカーブを2球続け空振り三振。5番カヤスポ

 1-1から143キロのカットボールで二飛。6番ケンドリック

 初球、バント安打を狙ったが投ゴロ。

 1回に続き3者凡退。投球数は20。

 <3回>7番アイバー

 3-2からカットボールが外れ四球。初めてのランナー。8番トランボ

 1-1から144キロのカットボールが甘く入ったが中飛。9番アイアネッタ

 1-1からスプリットを右前安打。1死一、三塁。1番トラウト

 2-2から内角直球で空振り三振。一塁走者二盗失敗で三振ゲッツー。ピンチを切り抜けた。投球数は37。

 <4回>2番ハンター

 0-2から149キロのツーシームで見逃し三振。3個目。3番プホルス

 2-2から128キロのスライダーで空振り三振。4個目。4番モラレス

 初球143キロのカットボールで遊ゴロ。

 3者凡退。グリンキーとの投げ合いが続く。投球数は46。

 <5回>

 味方が1点を先制。5番カヤスポ

 初球カットボールで三邪飛。6番ケンドリック

 3-2からスライダーで空振り三振。5個目。通算210個目。

 7番アイバー

 3-2からカットボールで一ゴロ。

 3者凡退。投球数は59。16勝目の権利をゲット。

 <6回>8番トランボ

 1-2から真ん中に入ったツーシームを中前安打。代走ボージャス。9番アイアネッタ

 2-1からエンドラン。中前安打となり無死一、三塁。1番トラウト

 1-2から146キロ内角高め直球で空振り三振。6個目。

 2番ハンター

 1-0からツーシームで詰まらせ遊ゴロ。しかし当たりが弱く二封のみ。三塁走者生還し1-1同点。

 3番プホルス

 0-1から144キロのカットボールで芯を外し遊飛。勝ち越し許さず。

 投球数は75。

 <7回>4番モラレス

 2-2からカーブで左飛。5番カヤスポ

 1-2からツーシームを打たれ左前安打。4本目。6番ケンドリック

 1-2からスライダーを引っかけさせ6-4-3のゲッツー。

 投球数は92。

 <8回>7番アイバー

 3-2からスライダーで空振り三振。7個目。8番ウェルズ

 1-2から101キロのカーブで見逃し三振。8個目。9番アイアネッタ

 3-2からスライダーで空振り三振。9個目。

 3者連続三振。投球数は108。

 <9回>

 レンジャーズは主砲ベルトレが勝ち越しの2ラン。その裏のエンゼルスの攻撃を守護神ネーサンが抑え3-1で勝利。ダルビッシュが16勝目を挙げた。

 【エンゼルス先発メンバー】(1)トラウト右(2)ハンター右(3)プホルス右(4)モラレス左(5)カヤスポ左(6)ケンドリック右(7)アイバー左(8)トランボ右(9)アイアネッタ右