<オープン戦:ヤンキース7-4ブレーブス>◇16日(日本時間17日)◇フロリダ州タンパ

 ヤンキース田中将大投手(25)が、ブレーブスとのオープン戦に先発し、4回1/3を投げ、3安打6三振1失点だった。

 試合後は「登板前は球数を少なくすることをテーマに挙げていましたけど、それはあくまで理想であって、試合に入れば相手がいることですし、思うようにいかないことはたくさんあるので。結果的に球数は増えてしまいましたけど、その中で1失点というのはまずまず良かったかなと思います。試合序盤は、いい感じで試合に入って行けたのですが、回が進むにつれて、バラツキが出てしまって。四球、長打で失点という悪い流れにしてしまったので、修正していかないといけないと思います。三振は取れてはいましたけど、相手のミスもあったと思います。1つの結果としては良かったと思います」と話し、まずまずの手応えといった様子。

 主力の並ぶ相手打線だったが、1回は1死二塁、3回は1死一、二塁と、得点圏に走者を置いてから、いずれも2者連続三振でピンチを切り抜けた。「そういうところでの粘りは自分の持ち味でもあるので、粘れたというのは良かったかな。(失点した4回は)まあ、2死からの四球は本当に余計でしたし、風の強い状況の中でフライを打たせてしまったことが、ああいう結果になってしまうので、その状況状況に合わせた投球をしていかないといけない。そういう反省点はたくさんでましたね」と話した。