ヤンキース黒田博樹投手は17日(日本時間18日)、先発予定だったパイレーツ戦が中止になり、代わりに投球練習を行った。「なかなか試合と同じ感覚で投げるのは難しい。ただ球数をこなしたということ」と残念そうだった。

 試合会場のフロリダ州ブラデントンが大雨で、中止決定後にキャンプ地のタンパに戻った。屋内で正捕手のマキャン相手に、試合で予定していた投球数の75球を投げた。ロスチャイルド投手コーチが左右の打席に立ち、できるだけ実戦を想定しながら投げたが「(投球内容を)判断するのは難しい」と、実戦の機会を逃し、やや消化不良の表情だった。