マリナーズ岩隈久志投手(33)が22日(日本時間23日)、2度目の実戦形式による投球練習を行った。

 この日は傘下3Aタコマでのリハビリ登板が予定されていたが、天候不順のため本拠地でシミュレーション形式の登板に変更。ブルームクイスト、フランクリン、ロメロ、モリソンのメジャー4打者を相手に投げた。

 実戦さながらに、捕手バックがストライクとボールの判定をしながらカウントを確認。3アウトを1イニングとみなし、イニング間に休憩をはさみながら、4イニング58球を投げた。走者を背負った場面では、打者がバントやエンドランを仕掛けるなど、実戦でしか確認できないプレーも取り入れた。持ち球すべてを投げ、バットを折ることもあった。

 岩隈は「今日は、時間もゲームの感覚でストレッチから全部合わせてやってきたので、しっかり集中して投げられたと思う。感覚としてもゲームで投げている感覚で、しっかり投げられたと思うのでよかった」と話した。

 次回は27日(同28日)に、傘下3Aタコマのラスベガス遠征で先発する予定だ。