<ロイヤルズ2-1レンジャーズ>◇2日(日本時間3日)◇カウフマンスタジアム

 ロイヤルズ青木宣親外野手(32)が「1番右翼」で先発し、3打数2安打1打点で勝利に大きく貢献した。打率は2割6分6厘。

 0-0で迎えた3回1死三塁のチャンスだった。レンジャーズ先発ホランドを相手に、1ストライクからの2球目速球を振り抜くと、打球はレフト線近くに浅めのフライとなって飛んだ。左翼手が飛びついて捕球を試みたが失敗。適時二塁打となって三塁走者が生還し、先制点をたたき出した。

 1-1の同点で迎えた6回先頭での第3打席には、外角速球をきっちりとらえて左越え二塁打とし、チャンスを作った。ここで俊足ダイソンを代走に送られてベンチへ退いたが、この回は得点ならず。結局、チームは8回に1点を勝ち越して接戦を制した。

 青木は「(1本目の安打は)最悪犠牲フライでもいいという気持ちだった。結果的にタイムリーヒットになってよかった。今日みたいに1点差で勝つことはすごく大切」と話した。