復帰登板で好投したヤンキース田中将大投手は、時折笑みを浮かべながら前向きな言葉を並べた。

 -投球を振り返って

 田中

 まずはほっとしている。2カ月以上投げていなかったが、その中であれだけ制球がまとまっていたのは良かった。

 -肘は気になったか

 田中

 考えている部分はあった。投げ始めに比べれば重ねていくごとになくなっていった。思っていたより、体のことは考えずに投げられた。

 -チームも勝利した

 田中

 選手にとって、すごくうれしいこと。復帰登板でしっかり貢献できたことが良かった。

 -スプリットを投げるにあたって不安は

 田中

 スプリットがどうとか分けていない。すべての球種で、投げるにあたっては慎重になる。

 -肘は完全に痛みがないのか

 田中

 大丈夫です。

 -今後への手応えは

 田中

 あす問題がなければ(レギュラーシーズンの登板は)あと1試合になると思うが、きょう投げたことで、心配する部分はだいぶ軽減する。