ア・リーグ東地区首位を快走するレイズに暗雲が漂った。22本塁打、71打点でチーム2冠王の新人エバン・ロンゴリア三塁手(22)が11日(日本時間12日)、右手首骨折で故障者リスト入りした。7日のマリナーズ戦で死球を受け、精密検査で骨折が判明した。復帰は9月になることが濃厚で、前日はクロフォード外野手も右手負傷で戦線離脱したばかり。3、4番コンビを欠いて優勝争いを強いられる危機に、フリードマン球団上級副社長は「ウエーバー公示にも注意する」と緊急補強の可能性を示唆した。