6月22日に左ひざ靱帯(じんたい)を手術したレイズ岩村明憲内野手(30)が27日、チームに合流しトロピカーナフィールドでランニングを開始した。全体練習前に行った約1時間の球場リハビリ。ジョギングの後にもも上げなどを行い、短い距離ながらダッシュに近いスピードの走りも見せた。「現状での100%を出したけど、普通の力からすれば20%くらい。子どもが走り始めたような気分だよ」。室内ケージで軽めながら黙々と打ち込んでおり、フリー打撃も「近々」と話す段階まで来ている。早ければ8月中にも実戦復帰、今季中のメジャー復帰へまた1歩階段を上った。