<エンゼルス3-2マリナーズ>◇8日(日本時間9日)◇エンゼルスタジアム
【アナハイム(米カリフォルニア州)=四竈衛、木崎英夫通信員】マリナーズのイチロー外野手(35)が、エンゼルス戦で5打数無安打に終わった。エ軍の先発左腕カズミアーをはじめ、3投手の前に外野に打球を飛ばせず凡退。9年連続200本安打まであと5本のまま小休止となった。
6日にメジャー通算2000本安打を達成し、次のメジャー新記録が目前になったこともあり、報道陣がさらに増加。周囲の騒ぎに影響されるはずもないが、この日のイチローのバットは静かなままだった。「どうかな。別に新しいことはないですよ。まあ、空気は変わるよね」。左ふくらはぎ痛から復帰した1日以降、6試合連続安打をマークしてきたが、それもストップ。試合後のワカマツ監督は「いつもは左投手にもうまく対応するが、カズミアーにはやりづらそうに見えたね」と、相手の好投を無安打の要因に挙げた。
今季123試合目の出場で13試合目の無安打。ただ、昨年8月13~15日の期間以来、2試合連続の無安打はない。完全休養日だった前日は、コスタメサ市内の宿舎近郊でストレッチやランニング。その後、入念なマッサージを行うなど、オフでも体の手入れを怠ることはない。
かつては記録の重圧に悩まされた時期もあったが、今や「圧力でパフォーマンスが変わることはない」と言い切るほど。1試合足踏みしても、再び加速するまでに、さほど時間がかかるはずはない。



