オリオールズ上原浩治投手(34)が5日、来季は抑えを含めたリリーフ転向の打診を受けた場合、受け入れる意向を明かした。この日、神宮室内で行われた野球、ラグビー、ゴルフなど各界のプロスポーツ選手で結成する「昭和50年会」の親子野球教室に参加。「野球の基本ですから」というキャッチボールを中心に教えた。来季の起用法について、地元紙はマクフェイル社長が、先発からの配置転換を示唆していると報じている。上原は「僕に直接、話が来たわけではないですけど、言われればやりますよ」と明言した。

 1日に帰国後、大阪の病院で全身の検査を受け、損傷していた右ひじ靱帯(じんたい)も含め、問題なしと診断された。「キャッチボールをしていいという言葉をいただいた。もうボールは握ってます」と、帰国後、すでにキャッチボールを再開している。2年1000万ドル(約8億5000万円)の契約最終年となる来季に向け、段階を踏んで調整していく。【千葉修宏】