エンゼルスに移籍した松井秀喜外野手(35)が、日本時間30日に帰国することが決まった。成田空港に到着後、千葉県成田市内で会見を行う。松井はシーズン終了後にヤンキースからFAとなったため、帰国せずに米国内に待機。6日(日本時間7日)からはカリフォルニア州内でトレーニングを行いながらエ軍との交渉を進め、16日の入団会見を経て、21日深夜に自宅のあるニューヨークに戻り帰国準備を行っていた。

 激動の1年を締めくくる年末帰国となる。ヤンキース入団7年目で悲願のワールドシリーズを制覇し、日本人初のシリーズMVPを獲得。オフにエ軍への移籍を決めるなど、野球人生においても節目の年となった。松井が凱旋(がいせん)帰国会見で、シーズンを振り返る。