ブレーブスへ移籍した斎藤隆投手(39)が、背番号「40」で40歳になる今季を迎える意向を明かした。14日、巨人藤田、楽天山村と合同自主トレを行っている名古屋市内で、「球団から『そろそろ背番号を決めて』と言われたので、40でって答えました」と話した。

 昨年の入団会見では背番40のユニホームを着て、現在もそのユニホームは自宅にあるというが、あくまで電撃会見のための暫定番号だった。「今年は40歳だし、メジャーに来てから、4がラッキーナンバーになっているから」と、ドジャース時代の44、レッドソックス時代の24に続き、空き番号だった40に決断した。

 あと25試合で日米通算600試合。64試合登板で日米ともに300試合(日本339試合)に到達するが「数字は追わない。1球1球、一瞬一瞬にすべてを出したい。40歳でマウンドに立てることが幸せ」。スタイルは揺るがない。四十にして惑わずだ。【金子航】