ヤンキースの昨季世界一メンバーでFAになっているジョニー・デーモン外野手(36)に20日、引退の可能性が出てきた。現時点で獲得に動く球団がなく、地元紙ザ・バーゲン・レコード電子版はこの日、同外野手に親しい友人の話として、「ジョニーは現在、完全に家族と一緒にいる時間を大切にしたいと思っている。(引退を)オプションの1つに考えている」と報じた。
強気な戦略が裏目に出てしまった。FA市場も終盤だが、デーモンへの動きは昨年末から止まったまま。代理人ボラス氏の指南を受けた現状維持の年平均1300万ドル(約11億7000万円)、しかも4年契約という希望条件は「法外」ととらえられ、交渉の席にもつけないという。
昨年11月に2年1400万ドルの残留オファーをしたとされるヤ軍も、現時点で残る補強資金は200万ドル程度。FA解禁当初はエンゼルスに移籍した元同僚・松井より評価は高かったが、完全に市場の動きを見誤った。現在、外野のレギュラー級を必要とするのはブレーブスくらい。あまりの「不人気」に嫌気がさしたデーモンが、引退に傾いても不思議ではない状況になっている。




