パイレーツ岩村明憲内野手(30)が1日、新天地用にデザイン改造したグラブを初披露した。レイズ時代から機能面で大きな変更はないが、パ軍カラーの黒と黄色で統一し、チームロゴの海賊を入れた斬新なデザイン。座右の銘の「何苦礎魂」も刺しゅうで入れ、さっそくノックで捕球の感触を確かめた。「まあまあのイメージ。これくらいなら使っていくうちに、自分色に染まってくれそう」とフィット感に満足した。

 この日から自主トレの場を神宮球場に移し、古巣のホームで体を動かした。フリー打撃では「ヘッドスピードを上げたい」と、グリップの位置をやや上げた新打撃フォームも試した。「上から振り下ろせば、スイング自体も速くなる」と、痛烈な打球を左右に打ち分けていた。