昨年横浜を自由契約になり米球界挑戦を表明していた仁志敏久内野手(38)が、米独立リーグのランカスター・バーンストーマーズと契約合意したことが11日、分かった。昨年オフから移籍先を模索しながら練習を重ねてきたが、トライアウト受験のため約2週間前に渡米していた。ロサンゼルスで、アトランティック・リーグに所属するランカスターの監督からオファー。同国でのプレーが目的だっただけに、熱意を受け入団を決断した。

 同リーグでは昨季、阪神に在籍していたフォードやジャンも活躍している。仁志は10日に帰国したが、4月上旬にも春季キャンプの行われるランカスターに入る予定。同リーグは人気、実力ともNo.1の独立リーグで、前後期70試合ずつ計140試合を行う。メジャー球団も多い地区に属していることから、スカウトの目に留まる可能性も高い。