レッドソックス田沢純一投手(23)が30日、検査の結果、右ひじ靱帯(じんたい)に損傷があることが分かり、故障者リスト(DL)入りして開幕を迎えることが濃厚となった。ひじ治療の権威ジェームズ・アンドリューズ医師の診察を受けるため28日夜からアラバマ州バーミンガムに飛び、MRI(磁器共鳴画像装置)検査などを受けたところ、靱帯(じんたい)の1カ所に傷があることが判明。この日もキャッチボールを軽めながら行い「どうなっているのか知ることができて良かったです。投げた感じは悪くないです」と明るい表情を見せた。今後のリハビリ方法については、今週中にも手術の可能性も含め球団の医療スタッフと相談して決めることになる。フランコナ監督は「手術をするのか、リハビリで治すのか、何がベストなのかを医療スタッフが決めるだろう」と話した。(フォートマイヤーズ=水次祥子)