米大リーグ機構は26日(日本時間27日)、ポスティングシステム(入札制度)での大リーグ移籍を目指しているロッテ西岡剛内野手(26)の独占交渉権をツインズが獲得したと発表した。

 米関係者によると、西岡の契約条件は3年900万ドル(約7億2000万円)が目安という。単年では300万ドル(約2億4000万円)前後で今季の推定年俸1億7000万円を上回る。通常メジャーでは実働6年でFAとなるまでは所属球団が保有権を持つが、日本選手は6年に満たなくてもFAとなれる条項を契約に盛り込むことが多い。この例に倣い西岡サイドは、3年または4年契約の後にFA権を取得する方向で交渉を進めるようだ。ロッテ井口の代理人を務めたリック・サーマン氏が代理人を務めるとみられる。