大リーグは2日(日本時間3日)、フリーエージェント(FA)選手と今季所属した球団による独占交渉期間を終了した。スポーツ専門局ESPN電子版はこの日、FA上位50人の実力ランキングを発表した。【FA実力ランキング1~10位】1位:フィルダー(ブルワーズ)一塁=若くこれからが円熟期。ボール球に手を出さず、大きなお尻に似合わず内角打ちもうまい2位:プホルス(カージナルス)一塁=同じ一塁手でフィルダーとかぶり、能力的にも下降期に差しかかるのはマイナス材料。3位:ダルビッシュ有(日本ハム)右先発投手=直球は速く変化球も多彩。球種は典型的メジャーより多く、というより多すぎて反則だ。4位:レイエス(メッツ)遊撃=過去2年のケガを乗り越えて最高の成績を残した。体が元気ならランク1位でもよかった。5位:ロリンズ(フィリーズ)遊撃=この2年間は足のケガを抱えており、仮に健康でも遊撃を守れるのはあと2、3年間か。6位:バーリー(Wソックス)左先発投手=将来の殿堂候補とは言い過ぎだが、突出した実績なく過小評価されるのは同情の余地あり。7位:ラミレス(カブス)三塁=選手のピークは過ぎた。自らオプションを破棄して市場に打って出るのはリスクあり。8位:ウィルソン(レンジャーズ)左先発投手=ポストシーズンの不振で評価は割れても、自己最多223回を投げた働きは見逃せない。9位:ベルトラン(ジャイアンツ)外野=MVP級だった06、08年は遠く昔の出来事。それでも今季は平均以上の能力を取り戻した。10位:オルティス(Rソックス)指名打者=今季は泣きどころだった左腕相手に自己ベストの成績。一方で速球に差し込まれる場面も。