左の指名打者獲得に動くヤンキースが7日、補強リストに挙がる松井秀喜外野手(37=アスレチックスFA)より先に、ラウル・イバネス外野手(39=フィリーズFA)と本格交渉に入ったことが分かった。FOXスポーツ電子版が報じたもので、ヤ軍は基本年俸を抑える代わりに、出来高で埋める契約をオファー。イバネスも6月に40歳となる今季をキャリアの集大成に考えており、条件は低くても優勝の可能性を秘めるヤ軍入りに傾いているという。イバネス入団なら、松井のヤ軍復帰は厳しくなる。またスポーツ専門局ESPN電子版は6日、ヤ軍が今週中にも左打者を獲得する方向で、松井、イバネス、デーモン(レイズFA)の3人に絞られたと伝えた。