<3A:ノーフォーク1-3ダーラム>◇27日(日本時間28日)◇米バージニア州ノーフォーク
レイズ傘下の3Aダーラムに所属する松井秀喜外野手(37)のメジャー昇格が、今週後半にずれ込むことになった。敵地でのノーフォーク戦に「4番左翼」で出場し、4打数1安打。3A合流後、12試合に出場し、調整のメドとされていた50打席をクリアしたものの、昇格は見送られた。松井は28日からのインディアナポリス4連戦で最終調整する。
有力視されていた28日の昇格は、ひとまず延期された。打率1割7分8厘の成績だけが理由ではない。5月1日の正式契約直後、レ軍首脳は「6月までに調整してほしい」と、春季キャンプに参加していない松井の合流には、時間的な幅を持たせていた。開幕以降、故障者が続出しているとはいえ、ペナント争いは序盤戦。急仕上げで松井を招集するよりも、より万全に近い状態で補充することを重要視してきた。
もっとも、松井自身の感触は徐々に変わってきた。投手への対応は「良かったり悪かったりです」と話す一方で、試合勘については「十分に慣れたと思います」と、手応えを示した。延長戦に突入したこの日、モントーヨ監督から交代の打診を受けたが、「何回でもいきます」と即答。心身ともに戦う状態に近づいてきた。
やり残したことがあるとすれば、本塁打ぐらい。「どの時点をよし、とするかですね。自分で合格というのはないですから」。メジャーからのオファーを待ち続けたオフを思えば、この期に及んで、焦る松井ではない。【四竃衛】



